明治維新という名の秘密結社

岩倉使節団の意義=富の体感と搾取の実態。
西洋化、富国強兵、弱肉強食を制度化すると階級社会。
◾四民平等などとんでもない。江戸時代よりもあからさまな格差社会が明治だったのです。明治政府が行ったのは、富と権力を一手に握る上流階級=薩長土肥出身の華族をつくることでした。
◾誰かが富めば、誰かが貧しくなるのです。
◾彼ら薩長勢は数々の戦争を起こし、太平洋戦争では敗戦しておきながら、結局、欧米勢力と癒着することで息を吹き返し、いまだに日本を手中におさめています。いまだに彼らがつくった歴史が正史としてまかり通り、彼らのつくった正義が正義となっています。それはいまの森友·加計問題などをみていればわかるでしょう。森友学園の土地は、長州時代からずっと政府の裏金特別会計(交通安全特別会計)からの払い下げです。悪者になった佐川信寿元国税庁長官薩長の敵·会津の人です。政府が官僚、財界を牛耳って好きなようにルールをねじ曲げています。
その一方でTPP11協定に調印し、関税自主権をいままた手放そうとしています。明治政府が死に物狂いで取り戻した、まさに薩長の悲願であった関税自主権を自分から欧米諸国にくれてやろうというのです。