ゆるみと人生

人生、ゆるむが勝ち

人生、ゆるむが勝ち

ゆる理論「人はゆるめばゆるむほど心身の機能が高くなる」
『ほどゆる』仕事バージョン「仕事をすればするほどゆるむようにする」

ゆる体操
科学的な体のゆるめ方、ゆるむことについての長い間の科学的な研究成果の集大成であり、誰もが簡単に体をゆるめられる方法である。
例「手首プラプラ体操」
「手を気持ちよくさすって、手首をプラプラ」五分十分続けるだけで、足まで反応。手だけゆるませているつもりでも、内臓の粘膜、骨膜など、体の膜系がすべて反応、新陳代謝が高まり、全身ゆるんでいく。

この体操は上達するにしたがって、骨、内臓、筋肉など一つ一つを呼び出して、モゾモゾゆるすようにする。その際だじゃれで笑いながら行うと、簡単に内臓等を意識し集中出来るようになる。これは、ヨガでいうと何十年もやった達人のレベルである。

「プラプラ」「モゾモゾ」等擬態語を用いることも、科学的根拠にもとづく。擬態語を発しながら体をゆらすと、脳の感覚野がその通りの動きをしているかを感知、判断。「プラプラ」と言っているのに「ギコギコ」していたら、おかしいと判断。今度は脳の運動野が筋肉の使い方を調整、動きを修正する。脳の感覚野、運動野、言語野の連携である。ゆる体操は適切な擬態語体操法が結びついているため、声に出せば適正に、何倍も効果。擬態語にひたりきると良い。

助骨周りをゆるめると呼吸が楽に。
肩をゆるめる「肩抜き」さらに「肘抜き」が出来るとゆるみ効果アップ。(洗面所掃除の際、真ん中に立って右腕は左側、左は右を、とすると良い)
脛骨で体重を支え、腓骨はクッションの働きをするよう、ゆるめる。
外から触れる大転子奥に股関節。固まると大腿骨がスッと上がらない。常に意識、ゆるめる!

力のポケット
人間の体には、パーツとパーツの間にすき間、ポケットがある。ゆるむと開いて力が出てくる。生理学的には、脂肪を使い切るとか、残った水分を上手に使うとか。ゆるめばゆるむほど体の奥の奥の、そのまた奥にある小さなポケットまで開くことができ、力のスイッチがオンになるのである。

野口選手はどん底を知ったから強くなったのではなく、ゆるんでいたから、そういった選択ができた。監督も、ゆるんでいたから野口選手を受け入れた。

一般の人も、ゆるんだ分だけポケットが増え、ふたが開く。健康にも若返りにも美しさにも高能力にもつながる。溜まった精神的ストレスや疲れは出ていってしまう。ゆるむとは、体の使い方でもあるし、人生そのものでもある。人生の岐路、ゆるゆるにゆるんでいれば、思いを成し遂げることができるのです。

成功するか失敗に終わるか、その違いも、実は、ゆるみ方が足りなかっただけであることがほとんど。それが人生なのです。