感性の限界――不合理性・不自由性・不条理性 (講談社現代新書)作者:高橋 昌一郎発売日: 2012/04/18メディア: 新書◾カント「純粋実践理性の根本法則」 「君の意思の格律が、いつでも同時に普遍的立法の原理として妥当するように行為せよ」 ◾アンカリング 私た…

Newton別冊『無とは何か』作者:科学雑誌Newton発売日: 2020/11/15メディア: Kindle版◾ミクロな世界の物理学である「量子論」によれば、たとえ完全な真空であってもミクロな視点で見ると、そこは「ゆらぎ」に満ちているといいます。そして、そのゆらぎによっ…

知性の限界――不可測性・不確実性・不可知性 (講談社現代新書)作者:高橋 昌一郎発売日: 2010/04/16メディア: 新書◾「強い人間原理」は、宇宙は、その進化の過程で、「必然的」に内部に知的生命が存在できるようにしているという考え方です。つまり、さまざま…

武道的思考 (筑摩選書)作者:内田樹発売日: 2019/02/01メディア: Kindle版◾武道が想定しているのは危機的状況。自分の生きる知恵と力のすべてを投じないと生き延びることができない状況。 「競技」が想定するのはアリーナの中での「試合」。武道が想定するの…

ゆらぐ脳作者:池谷 裕二,木村 俊介発売日: 2008/08/07メディア: 単行本◾肯定的な態度を取った時は、その時見ていた周辺のものも好きになる。 私たちは、好悪や快不快の感情がまず自分の心に生まれて、意思や行動が決定されると思いがちだが、実際には態度や…