洗脳経済

洗脳経済 150年の呪縛

洗脳経済 150年の呪縛

物理空間、資本主義、ヨーロッパ名家。
情報空間、バーチャル世界の情報通貨、ヤフーグーグル。物理空間の富に交換しないからこその価値。

両者の戦いの結末。情報空間に生み出される莫大な富と信用が、資本主義という生権力からの解放、ヨーロッパ支配階級が仕掛けた洗脳を解くための一大転換点となると、この著者は考える。

そのための準備としては、預貯金をしない、消費のコントロール、貯めるなら金の現物を、REITではなく現物資産としての不動産を、どうしても預金するなら地元のローカル金融機関にし、預金の運用は国内資産のみで行うことを強く要求する、自らの付加価値は情報空間にどんどん生み出しドルや円等の通貨と交換しないこと、が挙げられる。