- 作者: 苫米地英人
- 出版社/メーカー: ビジネス社
- 発売日: 2015/09/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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戦争が起これば、当事国の通貨は使えなくなる。続行には国際通貨を外資系銀行から借りる必要性。こうして国際通貨は広がっていき、国際金融家たちも太っていく。通貨発行者と戦争は切っても切れず、そのために1862年63年、外資系銀行は日本に上陸した。
日本人が自らの手によって作った幕府。
それを外国人の手を借りて倒した薩長。
明治の開国とは、鎖国を解いたことや貿易を始めたことではなく、国際金融家たちがもたらした金融制度を日本国として採用したことなのだ。そこが、江戸と明治の違いである。
明治以降日本は戦争続きであり、敗戦後も国内が戦場になっていないだけで、軍需品工場として加担しているのである。