「怒らない」選択法、「怒る」技術

◾怒りは、怒った相手に叩き返してこそ、すっきりするものです。
◾喜怒哀楽の感情·情動が発動するきっかけは「予想外」。
◾怒っていい時の条件
1 相手に過失があり、その過失によって自分に不利益が生じた時。
2 その過失が予想外だった時。
卑怯な上司が卑怯なことをしても、予想外ではない為、怒るに値しない。怒るに方法を身に付ければ「なんて、醜いんだ!ある意味見事!」と楽しむ余裕が生まれるかも。
◾「信用を得るのは難しいが、失うのは一瞬」=「旧来のやり方を無批判に続けなさい」
◾つまり、共有していた目的を達成した時が、怒りの現場での本当の勝利なのです。
◾ここで、「やり返したら自分が損する」などという人がよくいますが、やり返さなければもっと損します。なぜなら、やり返してこないということは、受け入れたと判断されるからです。そう判断されたら、その後何度も何度もやられます。どっちが損ですか?
ですから、本書では復讐心を肯定します。やられたらやられた分、等価交換で、きっちり相手にもその痛みを返してあげましょう。
◾大切なのはIQを維持したまま、怒ることです。そうすれば共有しているゴールを見失うことはありません。
◾「まだ半分あると思いなさい」=奴隷製造のための言葉