ワクチン副作用の恐怖

◾つまり定期接種や推奨というのは、「国はワクチンをお勧めするけど、命じているわけではない。打つかどうか決めるのは、本人もしくは親なので、なにか不都合が生じたら自己責任ですよ」という意味です(ワクチン事故·自己責任の原則)。
◾このエピソードからは、自国で天然痘患者が発生しなくなっても、ワクチンの副作用で多数の死者や脳障害がでても、世界各地でウイルスの撲滅がすすんでも、種痘をやめる気にならないという、厚労省と専門家たちの精神状態がみてとれます。ーーそういう気質は、はたして過去のものなのでしょうか。
◾「副反応疑い」という便利な業界用語
副反応と副作用、実はどちらも、ワクチンという医薬品がひきおこす症状をさすので、同じ意味です。
◾そこで、免疫システムを目いっぱい活動させるため、不活化ワクチンに“アジュバンド”という物質をまぜるのが普通です。アジュバンド➡️“免疫補助剤”ないし“免疫増強剤”の意。アルミニウム化合物他。これによる副作用も。
◾ーー今日インフルエンザと診断される人たちの九九%以上は、検査さえうけなければ、“ただの風邪”と診断されているはずです。
思いおこせばインフルエンザは、むかしは“流行性感冒”や“流感”と呼ばれていました。すこしきつめの風邪、というのが、みんなのうけとり方だったのです。ところが専門家たちや厚労省がこぞって“インフルエンザ”という、どこかおそろしげな病名に乗り換えたため、人びとは風邪とはちがうと思いこまされたようです。
◾「インフルエンザ脳症は薬害だった」
◾ーー鎮痛剤には、それだけで脳症が発生する危険性があり、その危険性をインフルエンザなどが増幅して具体化し、脳症をひきおこすのです。
◾そもそも解熱剤で風邪やインフルエンザが長引き、サイトカインストームが生じるのは、クスリの種類が問題なのではなく、熱を下げることが原因なので、解熱剤はすべて危険だとおぼえておきましょう。
◾残る問題は、種々の施策、つまり、ワクチン接種、インフルエンザウイルス検査キット、抗ウイルス薬などを導入·推進することにより、人びとはより健康になったのか、ということです。
◾そもそもかつてワクチンは、「一本打ったら、次の接種まで一~四週間あけろ」というのが医療常識でした。各ワクチンの添付文書には、今でもそのように書かれています。
ギニアビサウの場合には、同時接種で死亡率が四倍になりました。日本でも、各種ワクチン同時接種の死亡率が、単独接種の四倍前後になると考えておくのが安全です。
◾免疫は一度に一種つけるもの
アジュバンド
ワクチンにアジュバンドを入れると免疫システムがより活性化するため、ワクチン効果は高くなります。半面、副作用も増やすので、諸刃の剣です。
ワクチン接種部位の組織をとって調べると、マクロファージという免疫細胞が増殖しており、細胞の中にアルミニウムが蓄積しているのがわかりました。
ワクチン接種から筋肉痛発症までの期間は、半数で一一か月以上もあり、患者·家族が「ワクチンが原因かも」との疑いを抱くことは難しいでしょう。
アジュバンドと発がんの可能性
ワクチンを接種すると、動物に発がんがみられる。
獣医の世界では、犬、猫、フェレット、馬などのワクチン接種部位にしばしば、軟部組織のがんである“繊維肉腫”が発生することが知られています。そのため獣医教育の場では、「犬や猫のワクチンは背中の中央部に打つな。足に打て」と教えています。その心は、背中だと肉腫ができたときに手術困難だけど、足ならば切断すればいい、というわけです。
ここでもアジュバンドが関係。肉腫が生じた部位(つまりワクチン接種部位)の組織を検査すると、アルミニウムアジュバンドが残存していることがわかる。
犬猫は肉腫も比較的早くに生じるが、対して人の一生は長いので、肉腫ができてくるとしても、接種後数十年たってからだと考えられる。