ルルイ大聖

残留思念の認識程度が、瞑想能力と大きく関係。膨大なデータ量から一つを引き出す力。
空中浮揚は筆者の能力の百分の一程度の力。物理的表現の力は、瞑想で認識する力よりはるかに小さい。
肉体をコントロールする空中浮揚等よりも、例えばガン細胞をコントロールする等、細胞から素粒子まで、細かな物質をコントロールする方が、繊細で強力な能力。自分より、自分の細胞のコントロールが難しい。人造湖を作って電力を得る水力発電に対して、細かな物質で大きな力を得る原子力発電と同じ。
■コントロールの難易度
物や人(スプーン曲げ・一般に超能力と呼ばれるもの。通常能力)<自分自身(空中浮揚・体温心臓等。ヨーガ能力)<微細な物質(細胞・素粒子等ヨーガ以上。空間超越。存在能力)
*能力が身についたら、執着せず、修行を先に進めることが大切。(執着して信者を集めはじめたら教祖。)

ヨーガ行者は瞑想能力により、自分だけで無く、他人の内部も精査可能(微細な物質をコントロールする存在能力により)。病巣だけで無く、病巣が「種」だった時点にさかのぼって観ることができる。病気の種は、体癖や思考パターン、人生観等、その人の人格そのもの。ヨーガの基本「自分を認識する」「自分を観察・意識を向ける」を実践するとよい。

緊張しているほうが弱くて、リラックスしているほうが強い。大きな力を使おうと思ったら、可能な限り力を抜くこと。

水上歩行等の特殊にみえる能力は、必要に迫られてうまれた。橋がない場所でどうしても渡らなければならないなど。目的が先、それ自体が目的ではない。

視点の高い情報、宇宙意識(ルルイ)は人間の平和や利害とは関係無い。地球全体で人間だけというのはバランスの悪い状態であり、まずは大気を救い、鉱物、植物、動物、最後が人間。それが「地球に優しい生き方」である。

筆者は完全菜食者ではなく、生まれてきた動物が、その生命を「全うできるように」と思っている。

ヨーガによる悟りへ向かう過程での「意識の拡大」=自分自身の意識を広げる
ヒマラヤ聖者という希有な存在へ向かう「意識の拡大」=人間としての自分から、動物、植物...という具合に意識を広げる

常識というのは、その時代その地域の多数意見。空中浮揚は、現代科学では非常識だが、古代では人は宙に浮かないという常識が存在しないため、驚くべきことではあっても、その時代の科学で否定されるものではない。現代科学は「ありえない」と決めつけてしまう所がよくない。

奇跡を起こす能力を身につけるのは、奇跡を起こさないため。仕事や趣味のレベルを上げるべく研鑽を重ねることが重要。常識をはるかに超える「繊細さ」により、奇跡を「起こす」ことも「起こさない」こともできるようになる。



この著者の動植物に対しての考え方、以前他の著書読んだ時も思ったけど、私が昔から感じていたことと同じだ(笑)出版をためらったって、やっぱり少数派なのね(笑)ということでルルイ大聖についての本を注文♪