言葉

 

「言葉」があなたの人生を決める

「言葉」があなたの人生を決める

 

「人生のゴールを達成する」=他人の評価ではなく、本人が心から満足できるか。漠然としたものでかまわない。現状の外側。強い望みが先にあり、それが必要な能力の獲得、という結果をもたらす。「望めば叶う」。

 

現代の世界=殆ど資本主義=プロテスタントが成功させ、世界に広めた経済システム=「はじめに言葉ありき」というキリスト教的世界観が、すでに地球規模で共通の社会システムに。

法律も。明治維新以降の日本は、何事も法律に照らして判断する世の中に。

 

■「したい=want to」が重要。「したい」という意識は、強烈な想像力を生み出す。「したい」「選ぶ」「好む」など、ポジティブな動機を持てば、満足できる最終結果というポジティブなイメージが潜在意識に刷り込まれ、目標達成を楽しいものにしてくれます。

「しなければならない=have to」という意識は、逆に逃避や回避の行動をとらせる。創造的回避。しなくていい理由を潜在意識がいくらでも創り出し、その人を現状にとどまらせる。

「したい」でしたことであれば、どんな結果でも受け入れられる。「しなければならない」で悪い結果が出れば、「本当はやりたくなかった」。「しなければならない」=「これは本来の私ではない。誰かが私をコントロールしている」「私は自分の意志に反して、強制的にこれをやらされている」。

 

■現状のブリーフシステムを壊すと、思いもよらなかった人生のゴールが見えてくる。未来のビジョンが、いまの私の自己イメージを生み出している。

 

「ない!」と自分に強く語りかけることが、「ない!」というブリーフを生み、まさにそのとおりの現実をつくり出したといえるかもしれません。これが、スコトーマです。

あなたのブリーフシステムがスコトーマをつくり出し、見える範囲を決めている。人生のゴールを達成する具体的な方法は、いまあなたが見ている現実世界にはなく、スコトーマがかかっていまは見えていない現状の外側に。

 

■言葉

自分自身の思考と言葉で、自分のための環境と限界と基準をつくりだしています。将来に対して新しいイメージを持つと、ゴール達成に必要なすべてが、「したい」「選ぶ」「好む」というセルフトークに変わってきます。未来のことを思い描き、考えることが必要。

人生のゴールは、そっと自分だけのものにしておきましょう。あなたが自分の夢を共有してもらいたくて話すと、それを聞いた人は、何らかのタイミングで必ずドリームキラーに変貌します。あなたは、相手が放つネガティブな言葉で、心を乱されてはならないのです。

■情動

ゴールを、今の現実より強力でリアルにしたいと思うなら、感情の力を使うことが必要です。

■目的的思考

行動より、自己イメージが先。ゴール設定は、自分バージョンのCM。内なる現実のイメージを変える。

ゴールを設定した人に、失敗はありません。結果が出ずとも、ゴールに向かう以上、それは失敗ではないのです。「私らしくなかった。いい勉強になった」と考えればよいのです。

「私たちは、自分が考えるものに向かい、自分が考える人物になる」

ゴール設定し、ゴールに向かう自分を肯定したら、おかしな逃げ道を自分に与えてはいけません。逃げ道を用意するネガティブな気持ちは、あなたの潜在意識を動かして、あなたの目的的思考を働かせなくさせてしまいます。

ゴールに限度はなく、桁や抽象度を上げてみるとよい。

「ゴールを定めさえすれば、認識することができる」

ゴールを強くイメージしなければ、目的的思考は働かなくなり、さらに認知能力が閉ざされてしまう。すべてのカギは、ゴール設定と、実現した自分を強くイメージすることにある。

 

■エフィカシー=「自己のゴール達成能力に対する自己評価」

「私は高い能力を持っている」と決めるだけでいいし、エフィカシーの高さに制限はない。

高エフィカシー➡コンフォートゾーン上がる➡ゴールのコンフォートゾーンが今の自分にとって当たり前に➡ゴール達成にふさわしい選択と行動

■臨場感

人間の脳は臨場感の強い世界を現実と認識。脳が現実だと認識する情報は、物理世界に限られず、その情報が嘘か真かの区別もなく、一番臨場感の強いものを現実と認識する。目の前で大事件があっても、それ以上に強い臨場感を感じている世界があれば、大事件は現実として選択も認識もされない。

今以上に強い臨場感をゴールのコンフォートゾーンに与えれば、脳は自動的にそれを現実として選択する。

 

■■将来なりたい自分の姿を強くイメージ➡つねに「私にはできる」と自らを肯定➡高いエフィカシーと強い臨場感➡コンフォートゾーンを上げる作用➡目的的思考が働く

 

アファメーション

「言葉・イメージ・情動」を使ってエフィカシーを高め、臨場感を強める技術。言葉とイメージにポジティブな情動が結びつくことで、高いエフィカシーを保つことも、臨場感をより強化することも容易になります。

I(想像力 Imagination)×V(臨場感 Vividness)=R(現実 Real) 

ゴールを達成した将来の自分の姿を想像し、強い臨場感を与えていくと刷り込みが行われ、ゴールが現実のものとなる。