戦争論

 

戦争論 ─まんがで読破─

戦争論 ─まんがで読破─

 

戦争=相手に自分の意思を強要するための暴力行為。あくまで目的のための手段。

政府の目的・軍隊の才能・国民の支持

 

「現実の戦争(従来)」政治・経済・社会・科学技術等様々な要素に制限を受ける。

「絶対的戦争(ナポレオン)」敵の撃滅が目的。1回の決戦で問題解決。暴力の極限行使。何度敗れても侵攻をやめない周辺諸国に対し、敵はその意思ごとつぶさねばと、相手を徹底的に屈服させる戦争へと変化。

中途半端な善意にしばられ流血をいとう国家は 流血をいとわない国家によって滅ぼされる

暴力を前提とし 暴力に支配されている危険で特殊な戦争に 善意をもって向きあうなど愚かなことです

 

勝利のためにこれほどまで攻撃をエスカレートさせた第二次世界大戦は 人類史上もっとも絶対的戦争の概念に近い戦争となったと言えるでしょう

特にドイツと日本は政治を無視し攻撃にばかり力を入れたことで 正確な勝算の把握ができず 敗戦してしまいます

 

アインシュタイン第三次世界大戦がどんな戦いになるかは分からないが 第四次世界大戦ならわかる」「人々は石を投げあって戦うだろう」

つまり……第三次世界大戦はより破壊力を増した核兵器を使用しあう戦いとなり 人類の文化はほぼ消滅し 原始時代レベルにまで退廃する可能性があるということです