予見力

とてつもない未来を引き寄せる予見力作者:苫米地英人Amazon◾占い師や歴史学者は、現在や未来のことを認識するために「過去の情報」をベースとしており、それはあくまで過去の認識の延長線上にある未来であって、真の未来ではない。 ◾未来の視点から、現在状…

なぜ、脳は神を創ったのか?

なぜ、脳は神を創ったのか? Forest2545新書作者:苫米地英人フォレスト出版Amazon◾脳が神をつくっている。 ◾①神が存在する場合。神の情報は、五感をつうじて脳にインプットされ、その情報処理の働きによって、脳がリアルな神というものをつくっている。 ◾神が…

バイリンガルは二重人格

バイリンガルは二重人格 Forest2545新書作者:苫米地英人フォレスト出版Amazon◾人間が同時に2つの文化の中で生きることが精神的リスクとされる流れは、いまだにつづいている。 ◾二重人格や多重人格は、海馬の細胞が壊れることによって生じる記憶障害のひとつ…

名医は虫歯を削らない

名医は虫歯を削らない 虫歯も歯周病も「自然治癒力」で治す方法作者:小峰一雄竹書房Amazon◾虫歯は口の中で起こっているのではなく、全身に関わる症状が表れた結果。 ◾ラルフ·スタイマン博士「体を流れている物質はやがて歯の神経を通り、歯の表面に出てくる…

FREE経済学入門

フリー経済学入門作者:苫米地英人フォレスト出版Amazon◾ある範囲において、複数のサイトのデータを照合することができれば、かなり詳細な個人データをとることができる。あなたが提供し、あるいは正式に登録した個人情報によって、ネットの世界の向こう側で…

その検索はやめなさい

その検索はやめなさい作者:苫米地英人コグニティブリサーチラボ株式会社Amazon◾「ある事柄について考える=そのまま情報発信(=思考)になっている」 ◾最初に思考がなければなにも始まらず、ブログのように目に見える形で発信する必要すらない。達磨大師は9年間…

現代版 魔女の鉄槌

現代版 魔女の鉄槌作者:苫米地英人フォレスト出版Amazon◾思い返せば、ツイッターが登場するまでのIT技術の進化は、ある方向性において、1本の糸で結ばれていました。グーグルの検索エンジンが思想調査に使用され、フェイスブックが中東の民主化を促し、さら…

脳に免疫力をつければ病気にならない!

脳に免疫力をつければ病気にならない!作者:苫米地英人コグニティブリサーチラボ株式会社Amazon◾脳における情報処理が体に圧倒的な影響を与える。 ◾実際には目が見えているのに、「君は目が見えない」という情報を脳が処理しているため、「見えているのに、見…

経済大国なのになぜ貧しいのか?

経済大国なのになぜ貧しいのか?作者:苫米地 英人フォレスト出版Amazon◾経済洗脳。お金を稼がなければならない、お金さえあればいいという私たちの日常的な思考は、すべて資本主義という宗教の教え。 とはいえ、資本主義の中で生きている以上「お金なんかいら…

利権の亡者を黙らせろ

利権の亡者を黙らせろ作者:苫米地英人Amazon◾エコ活動こそ、原発推進運動と直結。CO2削減において世界的に最も権威のあある組織IPCC(気候変動に関する政府間パネル)が脱化石燃料として推奨しているのが原子力。 ◾地球温暖化の話そのものがデマである可能性。…

201冊目で私が一番伝えたかったこと

201冊目で私が一番伝えたかったこと作者:苫米地英人Amazon◾ドリームキラー撃退法。1.ゴールを他人に教えない。2.無視。夢が漏れてしまったら、必ずドリームキラーが現れる。そのアドバイス(ドリームキリング)を聞いている演技をして、耳に入れない。 ◾あ…

正義

正義という名の洗脳作者:苫米地 英人大和書房Amazon◾このように、「神は全知全能である」「宇宙の創造主である」という二つの概念は、現代の数学·哲学·物理学で完全に否定されてしまいました。20世紀に不完全定理と量子論(「すべての存在は確定的ではない」)…

真説·国防論

真説・国防論 (TAC出版)作者:苫米地 英人PHP研究所Amazon◾日本は「戦争をしない」のではなく「戦争ができない」 私が、憲法9条の見直しに慎重な理由は、「それをきっかけに他国に戦争を仕掛けられても、誰も日本の見方をしてくれない」からです。つまり、憲…

日本の盲点

日本の盲点(スコトーマ) 洗脳から脱出する超技術作者:苫米地 英人ヒカルランドAmazon◾日本経済の危機=アメリカ型資本主義の日本型解釈がすでに寿命を迎えている。ところが、多くの論者たちはデフレという些末な問題に終始してしまっている。 ◾地上デジタル放…

戦後洗脳史

【新装版】日本人の99%が知らない戦後洗脳史作者:苫米地 英人ヒカルランドAmazon◾さて、これでわかるように、GHQが残していったものは日本国憲法だけではない。現在の警察と検察の対立の構造、改憲派と護憲派という対立の枠組みなど意図していないものまで温…

明治維新という名の秘密結社

明治維新という名の秘密結社作者:苫米地 英人ビジネス社Amazon◾岩倉使節団の意義=富の体感と搾取の実態。 西洋化、富国強兵、弱肉強食を制度化すると階級社会。 ◾四民平等などとんでもない。江戸時代よりもあからさまな格差社会が明治だったのです。明治政府…

税金

税金洗脳が解ければあなたは必ず成功する作者:苫米地 英人サイゾーAmazon◾日本の消費税は、ほかの国の消費税に近い税(付加価値税と呼ばれています)にはない、たいへん悪らつな特徴を持っています。 それは、ある一つの商品に対して、原材料の段階から製造段…

「怒らない」選択法、「怒る」技術

「怒らない」選択法、「怒る」技術作者:苫米地 英人東邦出版Amazon◾怒りは、怒った相手に叩き返してこそ、すっきりするものです。 ◾喜怒哀楽の感情·情動が発動するきっかけは「予想外」。 ◾怒っていい時の条件 1 相手に過失があり、その過失によって自分に不…

日本人だけが知らない戦争論

日本人だけが知らない戦争論作者:苫米地英人フォレスト出版Amazon◾戊辰戦争が決着すると、日本は明治維新を迎え、その13年後の1882年に日本銀行が設立されています。その日本銀行は半官半民の出資で設立され、当然民間部分はその設立当初から国際金融資本の…

環境問題の嘘 令和版

環境問題の噓 令和版 (MdN新書)作者:池田 清彦エムディエヌコーポレーションAmazon◾生態系は、大きく分けて、生産者(植物)と消費者(動物)と分解者(菌類)からなり、人間は、消費者の一員であるにすぎない。 ◾つまり、人間が生存できないほど自然環境を改変し…

自粛バカ

自粛バカ リスクゼロ症候群に罹った日本人への処方箋 (宝島社新書)作者:池田清彦宝島社Amazon◾哲学者の鷲田清一は、近代化とは生活に必須なインフラをすべて他者に任せていくプロセスのことだ、と言ったけれど、ここでいう「他者」とは、国や地方自治体、モ…

主権者のいない国

主権者のいない国作者:白井聡講談社Amazon◾ゆえに、かつてペストの大流行による人口減がヨーロッパで中世を終わらせたこととの類推で、コロナ危機が近代(=資本主義の時代)に終止符を打つのではないかという見解が根拠なきものだとは、私は思わない。 ◾あの不…

国体論 菊と星条旗

国体論 菊と星条旗 (集英社新書)作者:白井 聡集英社Amazon◾ゆえにわれわれは、一個の逆説に直面している。 今上天皇による象徴天皇制を何としても守らなければならないという訴えは、一方で、敗戦を契機としてアメリカの介入のもとに制度化されたものを守る…

古武術の発見

古武術の発見―日本人にとって「身体」とは何か (知恵の森文庫)作者:孟司, 養老,善紀, 甲野光文社Amazon◾武術というと、一般には剣道である、柔道であるというように、単純な区分けでしか理解されていないんですね。そこでわかりやすくこう説明することにして…

フォン·ノイマンの哲学

フォン・ノイマンの哲学 人間のフリをした悪魔 (講談社現代新書)作者:高橋昌一郎講談社Amazon◾第4章で量子論に触れる際に詳細を述べるが、ノイマンとウィグナーは人間の意識によって「量子論的状態」が収束するという量子解釈を提唱した。➡️「ウィグナーの友…

のうだま2

のうだま2 記憶力が年齢とともに衰えるなんてウソ!作者:上大岡 トメ,池谷 裕二幻冬舎Amazon◾脳という装置は120年くらいは平気でもつように耐久性が備わっているようです。 ◾「脳という機械は、年をとっても衰えていない」「そのためにはシータ波が必要である…

コモンの再生

コモンの再生 (文春e-book)作者:内田 樹文藝春秋Amazon◾江戸時代の「うちの殿様」が明治になって「天皇陛下」にシフトして、敗戦のあと「アメリカ」にシフトしただけで、日本の市民たちは、かつて国家に抵抗したことも、革命したこともないんですから。自分…

のうだま やる気の秘密

のうだま―やる気の秘密作者:トメ, 上大岡,裕二, 池谷幻冬舎Amazon◾夢や目標を具体的に決めて 先になりきっちゃうんです そしたら いやおうなしに 続けられる! ◾自分のことだったらあきらめちゃうことでも、誰かのためだとできることってありますよね? だか…

武器としての「資本論」

武器としての「資本論」作者:白井 聡東洋経済新報社Amazon◾明治時代になって政府が真っ先に行ったのが、身分制の廃止、そして土地の売買の自由化です。それまでの封建制において土地は基本的に売り買いできませんでした。➡️土地と人間の商品化、「商品による…

形を読む

形を読む 生物の形態をめぐって (講談社学術文庫)作者:養老 孟司講談社Amazon◾生物学的にいえば、ヒトは、視覚系がたいへんよく発達する。したがって「ヒトが見る」世界には、視覚の特質が、強く反映するにちがいない。そこから、形態学の、認識論的性質が生…